活動場所 |
教室、屋上庭園 等 |
活動時間 |
2時間程度 週2回程度活動 |
★晴れ間を求めて 冬合宿 in 岐阜県★彡
昨年末12月26日から28日にかけて、岐阜県各務原市へ、冬合宿に行ってきました。
今回はかかみがはら航空宇宙博物館にて研修を行い、航空宇宙産業の発展について学んだり、宇宙飛行士選抜試験を体験したりしてきました。ちょうど月への挑戦という特別企画展も開催されており、勉強になる部分も多かったのではないでしょうか。
夜間は天体観測ですが、今回も天候に恵まれ、2日間とも観測を楽しむことができました。
冬季の夜間で非常に寒かったですが、冬は冬のダイヤモンドを中心とする明るい星のオンパレード。
曇りがちな北陸を離れての観測は、良い観測合宿になったのではと思います。
~~以下、生徒の感想より~~
☐ 各務原市と飛行機の深い関わりや、そこから宇宙産業の道を歩んでいく様を探究していく中で、地元である石川でも宇宙産業は進んでいると知りました。
☐ 宇宙飛行士試験、難しかったです。集中力、忍耐力、冷静な判断力など個人の力だでなく、協調性も必要で、いかに宇宙飛行士になるのが大変なのか、ほんの一部かもしれないけれど体験でき、とても貴重なものとなりました。
☐ 1日目は木星やオリオン大星雲を見た。新しい望遠鏡で初めて合わせたけど、上手くいった。次の合宿までに合わせたい星にすぐ合わせられるように練習したい。
☐ 星の名前などはよく知りませんでしたが、観測して、様々な明るさや名前などがあり勉強になりました。
☐ 今回の合宿で、今まで見たいと思っていた星雲、星団を見たり、オリオン座などの冬の星座を見たりできて良かったです。望遠鏡で見ると何となくモヤモヤしていて、不思議な感じでした。
★恒例!夏合宿 in 長野県野辺山高原★彡
8月10日から12日にかけて、長野県野辺山高原へ、夏合宿に行ってきました。
日中の研修先は国立天文台野辺山宇宙電波観測所、目には見えない電波を観測する施設です。
暑い中の見学でしたが、普段はできない経験ができたのではないでしょうか。
夜間は天体観測ですが、今回は天候に恵まれ、2日間とも観測を楽しむことができました。
また、ペルセウス座流星群のピークが近かったこともあり、観測した場所には他にもたくさんの観測者が集まっていました。
たくさんの流れ星が見えただけでなく、大きな流れ星の後に白い跡が残る流星痕も見られ、大満足の観測となりました。
次の冬合宿への期待もついつい高まる、良い観測合宿になったのではと思います。
~~以下、生徒の感想より~~
☐ 今回の合宿では月もなく、ペルセウス座流星群と重なり、今までで一番きれいに見えたと思います。秋の星座も見えてきて、夏の終わりを感じました。
☐ 1番は星空です。標高が高いからか、空がいつもより近くに感じられて、圧倒されました。流れ星も何回も見れて、私が人生で見てきた流れ星の数を越しました。
☐ 今まで宇宙の図鑑でしか見たことがなかった天体が望遠鏡を使ってみることができて本当に嬉しかったです。
☐ パラボラアンテナのしくみや天文学の歴史を見ているのがとても楽しかった。いつか日時計を作ってみたい。
☐ 電波望遠鏡とカミオカンデの見学、体験をして、宇宙や空間を電波やニュートリノという見えないものを通して見るという手段の利点がわかりました。
★6月観測合宿 in 福井県六呂師高原★彡
6月1日から2日にかけて、福井県大野市へ、観測合宿に行ってきました。
元々予定にはなく急遽寄ることになった福井駅前のセーレンプラネットでは、特別展「宇宙を発見した人たち」を見学しました。ガリレオ・ガリレイなどが出版した書物の初版本を閲覧し、刺激を受けてきたようです。また夜間には福井県自然保護センターを訪れ、北陸最大級、口径80cmの反射望遠鏡を使って、様々な天体を観測しました。普段の部活動で使っている望遠鏡とは比べ物にならないほどの天体のスケールに、生徒からは大歓声です。当初は曇りの予定だったのが、わずかな時間ながら晴天に恵まれ、春の星座を中心に満点の星空を堪能することができました。
高校3年生にとっては今回の合宿が最後の活動となり、とうとう引退です。これまで部を引っ張ってくれた3年生がいなくなることは大変寂しいですが、自分の希望進路実現へ向けた今後の彼らの頑張りに期待です!
~~以下、生徒の感想より~~
☐ セーレンでは、プトレマイオスをはじめ、様々な偉業を成し遂げてきたとされる人々の著書の日本語版に触れることができた。
☐ 福井県自然保護センターでは、りょうけん座の球状星団M3を見たときには、レンズの視界いっぱいに恒星が広がって感動しました。
☐ 世界で6か所しかない特別な場所で、80cmの望遠鏡や動く屋根などの設備が整っていて素晴らしかったです。
☐ 3年生との最後の合宿において、寂しさを感じている。短い期間での交流だったが、かなり親睦を深めることができた上、天体の知識だけでなく強い人間として生きる知識も教わった。
★春合宿 in 三重・名古屋★彡
3月28日から30日にかけて、三重県伊賀市、愛知県名古屋市へ、観測合宿へ行ってきました。
今回の研修先は、世界最大の大きさを誇るプラネタリウムを持つ名古屋市科学館、館内の展示も1日では見きれないほどの大きさでした。
夜間の天体観測では、久しぶりの快晴!冬の星座から春の星座を通り過ぎて夏の星座まで、また後半では月も出てきて、久しぶりの観測を満喫することができました。
次は新入生を迎えての観測合宿、先輩の成長と、新しい仲間の加入が楽しみです!
~~以下、生徒の感想より~~
☐ プラネタリウム鑑賞では、星々の瞬きを表す音を初めて聴きました。視覚だけでなく聴覚で星空を楽しむプラネタリウムがとても新鮮でした。
☐ 初めは星を見つけることやピントを合わせることが難しかったのですが、同級生に一つ一つ教えてもらうことで、だんだんと上達することができました。
☐ 今回の観測は雲一つ無い晴天で行えた。この条件で長時間探しても見つけたれなかった M81,82 は一体なぜ見えなかったのだろうと思う。
☐ 時間帯ごとに特定の星や星座の位置を確認すると、春の星座や冬と春の大三角形を自分で見つけられるようになりました。
☐ 観測回数を重ねる度に知識が増えて、空を見上げたときに自分で星座を見つけ出せるのが本当に楽しいです。先輩方はもっともっと知識をもっていて尊敬するし、自分も先輩達のようになりたいです。
★【活動報告番外編】OBOG合宿開催!★彡
先日、昨年度卒業した生徒から連絡が来ました。
「先生、星を観に行きたいんで、一緒に合宿に行きませんか?」
これに応え、12月16日(土)から12月17日(日)にかけて、観測合宿を行いました。
場所は、昨年度に彼らの引退合宿で行った、岐阜県揖斐郡揖斐川町、ラーニングアーバー横蔵です。
宿泊施設の予約や、スケジュールの調整、参加費用の計算など、計画から実行まですべて卒業生が段取りをして実施しました。
近況についても色々と話を聞かせてもらうと、中には、大学へ入ってからもサークルなどで天文に関わる
活動をしている生徒もいました。生涯にわたってこんな風に続けていける天体観測や天文という趣味に対し、
高校生の間に彼らに出会いのきっかけを与えることができたことを、顧問としては嬉しく思います。
彼らの成長を実感し、近況を知るとともに、今後の展望を期待できるような、有意義な合宿であったと思います。
また、在校生も様々な経験を通してこんな風に前向きに成長していくのかな、と、勝手に嬉しい思いにもなってしまいました。
企画してくれた卒業生の皆さん、本当にありがとうございました!
★3年生が引退 最後の観測合宿★彡
【内容】
6月3日(土)から6月4日(日)にかけて、観測合宿を行いました。3年生にとっては最後の部活動です。
観測地へ向かう途中で富山市科学博物館に寄らせてもらいました。主に今年の星稜祭に向けて、プラネタリウムのプログラム構成についての勉強です。今年の3月にリニューアルしたばかりの最新式の投影機で、本物と見紛うほどの星の中、学芸員の方の星空説明に聞き入ってしまいました。
当日は見事な晴れで、一晩中観測を行うことができました。加えて、この日はちょうど満月、ストロベリームーンでした!イチゴのような赤い月が見える、わけではないのですが、特別な名前がついているだけで、なんだか月を眺めたくなります。前置きが長くなりましたが、生徒たちも夢中で星を眺め、月の写真を撮っている様子が印象的でした。
3年生にとっては最後の活動となり、彼らとともに活動できなくなると思うと非常に寂しいですが、次の目標に向かって
精一杯努力してくれることを願っています。これまで活動を支えてくれた3年生のお二人、ありがとうございました!
~~以下、生徒の感想より~~
☐ 星座を見たり、プラネタリウムを見ることで、普段は得られない知識などを得られて、成長することができました。
☐ 今回の合宿では、月と土星の観測が一番印象に残りました。肉眼でも見えるほど月の模様が見え、ずっと眺めてもあきない位美しかったです。
☐ はくちょう座の二重星、アルビレオが、2時間かけても望遠鏡で捉えられなかったので、次こそは観測するために前勉強しようと思う。
☐ 月が明るく、あまり写真が撮れませんでした。明るくても臨機応変に撮れるようになりたいです。
☐ 初めて夜に星を見てすごく楽しかった。設営から観測、片付けまで、何もかもが新鮮だった。
☐ 夜の星空観測は、映像とは断然違って、とても興味深く興奮した1日でした。色々動き疲れたものの、それを上回るほどの経験を積むことが
できたので、良かったと思います。
★春合宿 in 山梨・東京★彡
【内容】
3月31日(金)から4月2日(日)にかけて、春合宿を行いました!
昨年末に予想外の寒波により断念した冬合宿のリベンジです。
時期もずれたので、冬の星座はあまり観測できませんでしたが、
春の星座や天体を、最高の天気の中、朝日が昇るまで観測することができました。
(また、天文とは関係ないですが、甲府市の夜景が最高でした!)
また、施設見学として、東京都三鷹市にある国立天文台を訪問しました。
キャンパス内には桜が咲き乱れ、そんな中での施設の見学は最高の体験でした!
~~以下、生徒の感想より~~
☐ 天体観測では、部員と星雲を見たり、望遠鏡にカメラをつけて写真を撮ることが
できました。
☐ 東京の麻布の街が明るくなったことで三鷹に移されたことを知って、岡山県の
美星町など星空を守り続けている街の存在が改めて尊いものだなと感じました。
☐ 1920年代から分光器があったことに驚きました。他にもクロノメーターや手回し
計算機など面白い機器が展示されていて、昔の観測方法に興味を持ちました。
★442年ぶり!皆既月食+天王星食☆★彡
11月8日放課後に屋上で皆既月食の観測会を行いました!
今回は部員だけでなく、一緒に観測をしたい生徒を部員以外からも募って大勢で観測会を行いました。
応募してきた生徒の数は 26名 でしたが、抽選を行い 15名 の生徒に絞らせてもらいました。
(抽選にはずれた生徒のみなさん、すみません涙)
多くの先生方にも来ていただき、非常に活気のある観測会となりました。
観測、写真撮影、天体解説、、、
なぜ月が赤くなるのかなどの説明をしたり、月食だけでなく木星、土星を観測したり、
見えている星座の話をしたりと、とても有意義な時間を過ごせました。
天王星が月に隠れる時間までは観測を続けることができず残念でしたが、
この経験から、部員やその他の生徒の関心・意欲がもっともっと高まってくれることを祈っています。
★星稜祭にお客様♪★彡
9月9日の星稜祭、天文部では手作りプラネタリウムや制作物、活動状況の展示を行いました。
そんな所へ小さなお客様が!!
天文部の作ったものを見たいということで、金沢市割出町のみはる幼稚園から、園児たちが26名も来校してくれました!!!
金沢星稜大学から ヒューマくん と エコミちゃん も来てくれて、園児たちをお出迎えです。
高校生を相手にするのとはまったく違う対応を求められ、部員にとってとても良い経験になった1日でした。
みはる幼稚園のみなさん、ありがとうございました!
★もうすぐプラネタリウムお披露目♪2★彡
手作りプラネタリウム、人が入るドームが完成しました!
球体状の光を遮る素材の遮光フィルムを空気で膨らませる、エアドームと呼ばれる形式です。まだまだ荒い部分もありますが、そこは今後の課題として。。。
こちらもドームを球体状にするための設計、パーツの大きさの計算、作成、設営、問題点の解決等々、すべて生徒が中心となって作りました。
関わってくれた生徒のみなさん、卒業生のみなさん、本当にありがとうございました!
これでプラネタリウム完成!、、かと思いきや、新たな問題も発生してるので、あとは星稜祭当日に向けて微調整です!
★夏合宿 in 長野! 施設見学と天体観測♪
夏休み中、7月29日(金)から31日(日)にかけて、長野県野辺山高原で合宿を行いました。昼間はカミオカラボ、野辺山宇宙電波観測所の見学で知識を身につけ、夜間は満点の星空で天体観測です。29日の夜は残念ながら曇天でしたが、30日の夜はずっと天気が良く、久しぶりに明け方まで天体観測や天体写真撮影を行いました。みずがめざ流星群ややぎ座流星群の活動時期と重なっていたため、流れ星がたくさん流れ、生徒から歓声があがっていました。
~~以下、生徒の感想より~~
*自分の目標だった星雲の撮影は時間帯的に達成できなかったが、部員の協力があり土星の撮影に成功した。惑星のリングもはっきりと写すことができたことが感慨深い。他の部員も自分の撮りたいものを撮れているようだったのでよかった。
*深夜4時になると今まで見たことないくらい綺麗な星が空にあってとても驚きました。また、カミオカラボや国立天文台野辺山ではスーパーカミオカンデでニュートリノの何がわかったのかや45m電波望遠鏡が世界最大級であることを知ることができました。
*4月の合宿と目に見えて景色が変わりました。望遠鏡で狙いの星を探すレンズ内の視界で、どこを見ても星が散りばめられていて、どれが本命か分からないという贅沢な体験が出来ました。そして、私の一番印象的だった出来事は、まごうことなき流れ星をこの目で見ることが出来た、という事です。どうにか映像か露光をいじった写真として撮影出来ないものか、と思いました。
★もうすぐプラネタリウムお披露目♪★彡
手作りプラネタリウムで星を写す、投影機がついに完成しました!ピンホール式による単純なものですが、取り掛かり始めて2年、紆余曲折があり長い時間がかかりました。星のプロットの仕方から星の等級毎の穴の大きさの計算、投影機の設計などなど、、、すべて1から生徒だけで作りました。
関わってくれた生徒のみなさん、卒業生のみなさん、本当にありがとうございました!
あとはドームの方を完成させ、星稜祭などでお披露目できるよう部員一同取り組んでまいります!
★屋上で月食を観測!★彡
11月19日(金)の17時頃から、校舎の屋上に出て月食を観測しました。他の生徒や先生方まで見に来てくださり、大盛り上がり!!部員は、ゲストの皆さんために望遠鏡を月に合わせるのに大忙しとなりました笑 終始天気にも恵まれ、ただ眺めるだけでなく、望遠鏡の扱いにも慣れながら写真を撮る技術も学べたりと、とても良い経験になりました!
★3月観測合宿 久しぶりの観測★彡
3月24日(水)から25日(木)にかけて、久しぶりの観測合宿をしました。今年度はコロナのため活動に不自由な部分が多く、県外での研修なども行えず、寂しい1年でした。しかし、今回の合宿では天候にも恵まれ、久しぶりの星空に生徒も良い表情でした。ただ星を見るだけでなく、観測したものを報告したり、これまでの活動を発表したりと、有意義な時間が過ごせました。来年度こそは、自由に様々な活動ができるようになるといいです。
~~以下、生徒の感想より~~
*春と夏の星座を普段の部活動で調べていたので、実際に、春の星座を見ることができて良かったです。調べたことを再び思い出す良い機会になりました。天体望遠鏡の使い方だったり、空で見る実際のサイズや、肉眼ではあまりよく見えない星があったり、初めての経験をしました。
*観測の時には主に望遠鏡を使って星や月を見ていて、自分で星に合わせられるようになったことが一番の収穫だと思います。先輩方や同級生との仲も深めることができたので良い合宿だったと思います。
*流れ星は他の星とは比べ物にならないほど大きく眩しく輝くことがある。これを見れたのが一番の収穫でした。爆発してるように見えて大気圏に突入してることがひしひしと伝わってきました。
*神話クイズにおいてもグループがうまく機能しスムーズに進められ天体だけではなく物語の部門においても部員たちの知識を広げることができたので良かったです。
*今回は今まで使い方の分からなかったカメラに挑戦してみました。オリオン座、北斗七星、シリウス、カペラなど、いろんな星を撮影出来たことが今回1番の収穫です。外もそれほど寒くなかったので星空観測を堪能できたなぁと思います。
*今回の合宿では主に双眼鏡を使って観測をしました。双眼鏡は望遠鏡に比べて座標を天体に合わせやすくて、色々な星を観測できました。観測できた天体は、月、ベテルギウス、シリウス、アークトゥルス、トラペジウムです。
益川塾シンポジウム
益川塾頭賞
北信越地区自然科学研部研究発表会
研究奨励賞