練習場所 |
芸術教室 |
練習時間 |
1時間 月曜・火曜に活動 |
▶初夏の作品展示 日本の伝統色を愉しむ
私たちの身の回りには、生活を彩る様々な色が存在します。今回は「日本の伝統色を愉しむ」と題し、古来の日本人も愉しんだ伝統色の名前を作品にしました。4月に入部してくれた新入部員6名にとってはこれが初めての作品展示です。
星稜に通う生徒たちにとって、星稜スクールライフは何色なのでしょう。十人十色という言葉がありますが、中高あわせて約1,900名が通う星稜スクールライフは約1,900色、とそれはもう色とりどりで華やかなはずです。微細な色の違いを感じとりそれぞれに名前をつけた古来日本人の感性に倣い、一人一人の個性を敬い、愛おしむ学校でありたいと心穏やかに作品を眺めずにはいられませんでした。
ちなみに、本校の校歌の二番歌詞に「薄紅(うすくれない)の蓮の花」という一節があります。本校の音楽教員からの要望で、急遽展示作品に加えられました。4月の音楽室からは毎日春風に乗って校歌が聞こえていましたが、どうやら令和時代の高校生は「薄紅(うすくれない)」と聞いても、色が浮かばない生徒もいるようです。
▶春の作品展示 出逢いと別れの季節に寄り添う漢字
卒業式や入学式は、寂しさもあるけれど期待感もある。出逢いと別れが交錯するこの季節はちょっぴり複雑でもあります。そんな時は、言葉の力を借りて一歩前に踏み出してみましょう。不安で足がすくんでしまいそうな時に、そっと背中を押してくれそうな春めいた漢字を集めてみました。卒業生をあたたかく見送り、新入生をあたたかく迎える作品展示となりました。
▶謹賀新年 2023年書初め作品を展示中!
明けましておめでとうございます。毎年恒例となった今年の目標や抱負を表す四文字熟語です。不思議なことに、まるでしめし合わせたように一人一人が異なる四文字熟語を選びました。ところで、全ての四文字熟語を読めますか。また、意味がわかりますか。品評会において、部員たちも互いに熟語の読みと意味を説明し合い、それぞれの1年の抱負を再確認しました。
▶師走の作品展示 今年の漢字
「2022年 今年の漢字」というテーマで仕上げた毛筆作品13点です。12月12日の「漢字の日」に清水寺で発表される今年の一文字は世相を反映するものですが、それとは少し趣旨を変え、それぞれが今年の自分を振り返り、一年を象徴する一文字を決めました。何かと忙しない年末ですが、自分と対峙する静かな時間がもてました。
▶稲置学園90周年記念事業 文芸部✖️書道部のコラボ特別企画!
学園創立90周年を記念し、初めての試みである文芸部とのコラボ特別展示を行いました。文芸部が企画した川柳コンクールの入賞作品を、書道部員が毛筆で清書するという形で、川柳コンクール入賞作品をお披露目しました。「マスク」や「オンライン」など普段は書くことのないカタカナを毛筆で書く機会となりました。カタカナは形がシンプルだからこそ、筆順や線の方向、払いや止めを正確に書く基本技術が求められます。担当した部員は慎重に筆を運んでいました。
▶ついに星稜祭の大作品が完成!
毎年恒例!星稜祭の大作品が完成しました。毎年恒例!とは言いつつ、感染症予防対策をしながらの作品制作でしたので、分散活動をしながら一体感が出せる形をみんなで思案し、例年とは一味違ったこのような作品の形態となりました。中央に位置する「星春」の二文字は、この作品を最後に引退する3年生の2人が書いたものです。「青春」にかけた造語で、もちろん「せいしゅん」と読みます。バケツにポスターカラーを流し込み、いつもの3倍はあろう大筆を駆使し、仕上げました。通常は一画一画 墨継ぎをし、穂先を整えることは、次の点画への繋がりが無くなるのであまり好まれませんが、さすがにこの文字の大きさはそういうわけにはいきません。一画一画墨継ぎ(ポスターカラー継ぎ)をしつつも、躍動感あふれる筆運びで見事に仕上げてくれました。
▶如月の作品展示 偉人が書いたラブレター
昨年に引き続き、バレンタイン特別企画「偉人が書いたラブレター」と題して、硬筆作品展示を行いました。ベートーベンや芥川龍之介など、世界の著名人や文豪たちが、愛する人を想いながらしたためたラブレターを一文字一文字丁寧に書きました。皆さんも甘いチョコレートに甘い言葉を添えてみませんか。
▶晩秋の作品展示
空と雲にまつわる美しい日本語を作品にしました。下校時、校舎を出る前に、エントランスで少しだけ足を止めて作品を鑑賞してみてください。そのまま校舎を出て、表情豊かな秋の空や、そこに浮かぶ雲を見上げてみましょう。すーっと空に吸い込まれそうな感覚に陥り、足元が軽くなりますよ。「今日も一日、勉強に部活動によく頑張ったなぁ」と足取り軽く帰宅できるはずです。
▶星稜祭の大作品が完成!
毎年恒例!星稜祭の大作品が完成しました。部員全員で話し合って選んだ歌の歌詞からの引用です。1人1行を担当したのですが、互いの文字を見ながら、文字の大きさのバランスを整えるのが難しかったようです。均一になりすぎず、歌詞の内容から強調したい箇所は大きく力強く書きつつ、周囲の文字との調和も考えでしゃばりすぎず、といった具合に、上手に調整しながら書いていました。今年も大作となりました。
▶初夏の毛筆作品を展示中!
4月に入部した新入部員5名にとって初めての作品展示となります。今回は「日本情緒あふれる雨の呼び名」というテーマで仕上げました。五月雨、緑雨、虎が雨など、文字の美しさのみならず、呼び名の音の美しさをも味わいたい作品11選です。名前の由来の解説も添えてあります。これを機に、日本人の自然に対する感性を味わってみて下さい。雨の時期を楽しく過ごせるかもしれませんよ。
▶真夏の作品制作
9月の星稜祭に向けて、大型作品の制作に取りかかりました。およそ縦3m、横5.5mの大きな作品となります。新聞紙をつなぎ合わせたもので練習をします。何でもないように見えますが、この新聞紙を繋ぎ合わせるところに実はひと苦労があるのです。採寸から、ガムテープ止めまで、シワやヨレとの戦いですから。筆を持つところまでが、ワー!キャー!とまぁ賑やかな作業風景です。どのような作品になるか、乞うご期待!
▶春の硬筆作品を展示中!
硬筆作品が仕上がりました。「春を紡ぐやさしい言葉」というテーマで仕上げた力作5点です。出会いや別れの季節である春をテーマとした短歌や歌詞からの引用です。言葉の美しさを損なわないように、美しい文字で綴ろうと部員たちは真摯に作品制作に向き合っていました。そのためか、どの作品からも頬にあたる春先のやわらかい日差しのような優しさが感じられるように思います。